12ステップで作る組込みOS自作入門(1)

仕事で組み込み開発をしていても、組み込みOSの深いところまではなかなか入っていけてないので、以下の本で組み込みOS「kozos」の学習を開始した。
独自OSを作ってみよう!


1stステップ:開発環境の構築

開発環境の構築は、クロス開発環境の構築 - ryochack.clipboardで行ったh8300環境がそのまま使用できる。


ハマったのが、H8/3069FのフラッシュROMへのh8writeでの書き込み。
こんなエラーが出て書き込めない。

$ sudo make write
FATAL:Can not open the line to the H8/OS system.


スーパー・ユーザ権限でやっても解決せず*1Ubuntuを再起動してもダメ*2


うんうん唸って、ダメ元でシリアルケーブルを全部接続し直したら、書き込みできた。

$ sudo make write
/usr/local/bin/h8write -3069 -f20 kzload.mot /dev/ttyUSB0
H8/3069F is ready!  2002/5/20 Yukio Mituiwa.
writing
WARNING:This Line dosen't start with"S".
Address Size seems wrong
WARNING:This Line dosen't start with"S".
Address Size seems wrong
.....
EEPROM Writing is successed.


シリアルケーブルの初期化あたりの問題かな?
とにかく、これでようやくスタートライン。



※シリアルケーブルを抜き差ししてもダメな場合は、 shintaさんが公開されている改良版の「kz_h8write」を試してみるのがいいと思います。